こんにちは。ももさんです。40代子育て中の在宅ワーカーです。
「働く母。自由に生きる。」を人生の目標とし、日々、時間と空間のムダを排除する方法を探しています。
働く母の最大の敵は、物理的な「時間不足」ではありません。それは、「脳のキャパシティ(認知負荷)」の限界です。仕事・家事・育児のすべてにおいて「判断」を求められ続けることで、私たちの脳のメモリは常に満タン状態です。
「今日、食器は洗ったっけ?」「洗濯洗剤の残量は?」「掃除機はいつかけた?」
この微細なルーティン家事の「実行判断」こそが、あなたを疲れさせている最大の原因です。
時短家電は、単なる「時間を短くするグッズ」ではありません。それは、あなたの脳の思考力を家事ルーティンから解放するための「戦略的な投資」です。
今回は、私が実践し、脳のキャパシティを劇的に解放してくれた3つの家電と、それが排除してくれる「ムダな思考」のロジックを解説します。
🧠 【家事の自動化戦略】働く母の「脳のキャパシティ」を解放する家電投資論
1. 食器洗い乾燥機 ― 「予備洗い」というムダな思考の排除

食洗機の最大のメリットは、「後片づけ地獄からの解放」ではありません。食洗機は、「調理後のムダな思考の排除装置」として機能します。
💡 食洗機が排除する認知負荷
- 予備洗いの判断: 「これは洗剤で軽く洗うべきか?」「食洗機に入れる前に水をかけるだけでいいか?」という、食器一枚ごとの予備処理判断が不要になります。最新の食洗機は予洗いなしでも強力に洗浄するため、すべての食器を考えることなく食洗機に投入できます。
- 衛生管理の不安: 高温洗浄と乾燥機能による除菌・乾燥の自動化は、「本当に油汚れが落ちているか?」「自然乾燥で雑菌が繁殖しないか?」という衛生管理に関する精神的なストレスを根本から断ち切ります。
投資対効果: 食後の約30分間を、食器洗いの「監視・作業時間」から完全に「リフレッシュタイム」へと変換。この30分が、翌日の仕事や育児への集中力を高めるための重要な「脳の充電時間」となります。
2. ドラム式洗濯機 ― 「洗剤の計量」と「天候の不安」の排除

洗濯の自動化において、ドラム式がもたらすのは、「洗濯動線の構造改革」です。
💡 ドラム式洗濯機が排除する認知負荷
- 微細な意思決定の排除: 洗剤の「自動投入機能」は、「衣類の量に対して洗剤をどれくらい入れるか?」という微細な計量・投入の意思決定を完全に排除します。さらに、洗剤の補充時期以外は、洗剤ストックの残量を気にする必要もなくなります。
- 計画の乱れの排除: 乾燥まで自動で完了することで、「今日の天気は?」「夜までに乾くか?」という、天候による家事計画の乱れを防ぎます。計画が乱れないことは、心の平穏に繋がり、結果としてストレス軽減になります。
投資対効果: 「洗う→干す→しまう」という3段階の家事動線から、「干す」という最大の手間を排除し、動線を「洗う→しまう」の二段階に短縮。これにより、クリーニング店やコインランドリーの利用が減り、時間と費用(外注コスト)の二重削減を実現できます。
3. ロボット掃除機 ― 掃除の「意思決定」と「片付けの判断」の排除

ロボット掃除機は、掃除機をかけるという作業をなくすだけでなく、「掃除をする/しない」という思考そのものを放棄させてくれます。
💡 ロボット掃除機が排除する認知負荷
- 掃除の意思決定の放棄: スケジュール設定をしてしまえば、「今日掃除機をかけるべきか?」という掃除の意思決定自体が不要になります。これは、働く母の脳から「床のホコリ」に関する懸念を完全に消し去ります。
- ムダな片付けの判断の排除: ロボット掃除機を効率よく動かすためには、床に物を置かない仕組み化が必要です。この仕組みは、ロボット掃除機の基地の設置場所と深く関わっています。我が家でも検討中ですが、廊下など帰宅後の動線から近い場所に基地を設置することで、「ロボット掃除機が動くための片付け」さえも無意識化できるのです。これは、リノベーションにおける「回遊式動線」の考え方と共通しています。
投資対効果: 掃除機がけの時間を、「価値の低いルーティン作業」から、「自分自身のための学習時間」へと転換します。
まとめ:家電は「自己投資」の最強ツール
食器洗い乾燥機、ドラム式洗濯機、ロボット掃除機は、どれもあなたの代わりに家事をこなし、「ホッとできる時間」を生み出してくれる「家事の自動処理ツール」です。
働く母が頑張りすぎずに暮らすためには、家電の力を使って「時間のゆとり」と「脳のゆとり」をつくる工夫が欠かせません。
これらの家電が解放してくれた脳のエネルギーこそが、AI挑戦といった新しい目標に向かうための大きな土台となります。家事に使う思考力を「自己投資」に振り分け、もっと自由に、もっと笑顔の毎日を送りましょう。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。それでは、また次回。

