子供の「イヤ!」が止まらない――。
ごはん、着替え、お風呂、何を言ってもイヤイヤ…そんな時期は、働く母にとって大きなストレスですよね。
この記事では、実際に私がイヤイヤ期の子供に試して効果があった声かけ3選をご紹介します。
毎日のイライラを少しでも軽くできるよう、実践しやすいコツをまとめました。
1. 「○○する?それとも××する?」で選ばせる

イヤイヤ期の子供は、「自分で決めたい」という気持ちが強くなります。
そこで効果的なのが、選択肢を与える声かけです。
たとえば――
- 「靴は青と赤、どっちにする?」
- 「先にお風呂?それともごはん?」
こうして「イヤ」以外の選択肢を出してあげると、子供の気持ちが落ち着きます。
大人が指示するより、“自分で決めた感”を持たせるのがポイントです。
「イヤイヤ=反抗」ではなく、「自立の練習」だと考えると、少し気持ちもラクになります。
2. 「そうだね」「わかるよ」で共感から入る

イヤイヤ期の子供は、まだうまく感情を言葉にできません。
「イヤ!」の裏には、「うまくいかない」「疲れた」「注目してほしい」など、さまざまな気持ちが隠れています。
そんな時は、まず否定せずに共感の言葉を。
たとえば――
- 「そうだね、遊びたかったんだね」
- 「お片づけしたくない気分なんだね」
共感されることで、子供は「分かってもらえた」と感じて落ち着きやすくなります。
そのあとで、「じゃあ、これだけやってからにしようか」と提案すると、すんなり動けることも。
共感 → 提案の順番を意識すると、イヤイヤ対応がグッとラクになります。
3. 「できたね!」をたくさん伝える

イヤイヤ期は、「できない」「うまくいかない」ことが多く、子供の自己肯定感が下がりやすい時期でもあります。
だからこそ、「できたね!」の声かけを意識的に増やすことが大切です。
たとえば――
- 「泣かずにお着替えできたね!」
- 「手を洗えたね!すごいね!」
小さなことでもOK。
「できた」を積み重ねることで、子供は少しずつ「自分でやってみよう」という気持ちになります。
イライラした時ほど、できた瞬間を見逃さない意識を持つと、親子の関係がうんと良くなります。
まとめ:完璧じゃなくていい。笑顔でいられる工夫を

イヤイヤ期は、どんな親でも通る道。
つい怒ってしまった日があっても、それでOKです。
イライラしたときは、少し離れて、自分の気持ちが落ち着くのを待ってみても大丈夫。
何も進まず、時間に追われることも多い時期。
時には「しない」「やめる」という選択肢を持ち、自分の心を守ることを最優先にしても良いと思います。
大切なのは、「少しでも親子が笑顔で過ごせる工夫」をしていくこと。
今回紹介した3つの声かけ――
- 選ばせる
- 共感する
- 褒める
この3つを意識するだけで、毎日のバタバタも少しラクになります。
子供のイヤイヤ期は永遠には続きません。
「今日もがんばった自分」を褒めながら、ゆるく、優しく乗り越えていきましょう。
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