「スイッチを押す手間ゼロ」へ!中古リノベで実現した全自動センサーライト化戦略

スイッチを押す手間ゼロ」へ!中古リノベで実現した全自動センサーライト化戦略 中古リノベ

ももさんと申します。40代子育て中の在宅ワーカーです。 「働く母。自由に生きる。」を人生の目標とし、時間という資産を最大限に活用するための仕組みづくりを発信しています。

「スイッチを押す手間ゼロ」へ!中古リノベで実現した全自動センサーライト化戦略

働く母にとって、夜の帰宅時や家の中での移動時に行う「スイッチON/OFF」の動作は、わずか数秒でも「心のエネルギー」を消耗する非生産的なタスクです。

特に、幼い子どもがいる家庭や、衛生意識が高まっている現代において、「スイッチ」は以下の3つの観点から見過ごせないストレス源となっています。

  1. 物理的なストレス: 荷物が多い時の手探り操作、特に夜の駐車場での乗り降り。
  2. 衛生的なストレス: 手洗い前後のスイッチ接触。
  3. 育児のストレス: 幼い我が子が手が届かず、呼ばれる手間。

私たちは中古リノベーションの際、この「スイッチを押すストレス」をゼロにするための「全自動センサーライト化戦略」を仕組みとして導入しました。これは単なる快適化ではなく、未来のコストとリスクを断捨離するための戦略的な投資です。


1. 家事経済学:スイッチON/OFFがもたらす4つの非生産的コスト

スイッチ操作やそれに付随するストレスが、毎日積み重なって巨大な「コストタワー」を形成し、働く母の生活を圧迫している様子を表現

なぜ私たちは「スイッチを押す」という行為を徹底的に断捨離する必要があるのでしょうか。家事経済学的に分析すると、次の4つの非生産的なコストが発生しています。

① 衛生コストの発生

トイレや洗面所など、特に衛生に気を遣う場所でスイッチに触れることは大きなストレスです。

  • 手洗い前: 汚れた手でスイッチに触れる。
  • 手洗い後: きれいに洗った手で、その汚れたスイッチに再び触れなければならないという、非合理的な衛生動線が発生します。この手間をゼロにしたいのです。

② 時間・育児コストの浪費

毎日家の中でスイッチをON/OFFする回数を10回、1回3秒と仮定すると、1日で30秒、年間では180分(3時間)もの非生産的な時間を費やしています。この「無意味な時間」をゼロにすることが、働く母の時間資産を確保する第一歩です。

また、幼い我が子は、トイレや洗面所のスイッチは手が届きません。その結果、子どもは親を呼び、親がON/OFFするために移動するという「親を巻き込む非生産的なタスク」が発生し、親の集中力と時間が奪われます。

③ 駐車場/帰宅時の安全コスト

夜間、買い物袋や子どもを抱えて帰宅する際、暗い駐車場で車への乗り降り、ドアロックの施錠は非常に危険で手間です。この外部での手探り操作も、回避すべき重要な安全コストです。

④ 経済コストの浪費

家族の「消し忘れ」は、確実に電気代の浪費に繋がります。ムダに点きっぱなしになっていないか監視する労力も、大きな精神的コストです。


2. 【仕組み化戦略】リノベで選んだ「埋め込み式」全自動化

リノベーションで埋め込み式を選ぶことの長期的なメリット(メンテナンスフリー)を、後付け式のデメリット(電池交換、見た目)と対比

これらの非生産的コストを断捨離するため、私たちはリノベーションのタイミングで「埋め込み式」センサーライト化を戦略的に選択しました。

2-1. 戦略的導入箇所:手間とリスクが高い場所への集中投資

全自動化を集中投資したのは、以下の4箇所です。

  • トイレ/洗面所: 衛生コストと育児コスト(子どもが届かない)が最もかかる場所を優先。
  • 玄関/廊下: 帰宅時、両手が塞がっている時の手探り操作をゼロに。
  • 階段: 夜間の転倒リスクという安全コストを最も重視する場所。
  • 駐車場: 夜間の作業(荷物の積み下ろし、子どもの乗降)の安全確保と、防犯対策を兼ねるため。

2-2. 導入方法の選択:リノベならではの「完全な仕組み化」

後付け式の電池式センサーライトではなく、私たちはリノベ時の電源工事を利用した「埋め込み式」を選びました。

  • メリット: 配線を壁内に隠し、見た目もスマート。電池交換の手間がない「メンテナンスフリー」の完全な仕組み化が実現しました。
  • 設置箇所: 人感センサー付きのダウンライトやフットライトを組み込むことで、必要な場所だけが自動で点灯・消灯するように設計しました。

3. 費用対効果の検証:センサーライト化は最高の知識投資

この「スイッチ操作ゼロ」の仕組み化にかかった初期投資は、以下の通りです。

業者に依頼した工事費込みの初期投資額:約7万円

この7万円が、私たちにもたらしたリターンは計り知れません。

✅ 定量的なリターン(コスト削減)

  • 電気代削減: 家族の「消し忘れ」が完全になくなりました。特に駐車場は消し忘れがちな場所でしたが、自動化により浪費がなくなりました。
  • 時間資産の確保: 年間約3時間(スイッチ操作分)の手間から解放されました。さらに、子どもの「ママ、電気!」という要求に対応する時間も大幅に削減できました。

✅ 定性的なリターン(安全と精神的コストの回避)

  • 衛生コストゼロ: 汚れた手でも、洗った手でも、一切スイッチに触れる必要がなくなりました。これは、最高の安心感という資産です。
  • ストレス断捨離: 帰宅時や夜間の移動時の小さな不安、そして「子どものスイッチ問題」から完全に解放されました。
  • 安心感という資産: 夜の駐車場で手探りする必要がなくなり、荷物や子どもに集中できるようになりました。この安全の確保は、最高の「精神的保険」です。

結論として、この初期投資は「家族の安全、母の精神的エネルギー、そして衛生」を守るための、最も高効率な「保険」であり、最高のコスト最適化戦略であると確信しています。


結論:家の中の小さなタスクをAIのように自動化する

センサーライト化は、家の中の小さなタスクをAIのように「自動判断・自動実行」した成功例です。

働く母が、時間とエネルギーを本当に必要な「仕事」や「自己投資」に集中するためには、まずは日常の「スイッチ」という小さな手間から断捨離を始めるべきです。

あなたの家の中の「スイッチを押す」という小さな非生産的労働は、まだ残っていませんか?
最後までお読みいただき、ありがとうございました。それでは、また次回。

タイトルとURLをコピーしました