こんにちは。ももさんです。40代子育て中の在宅ワーカーです。
「働く母。自由に生きる。」を人生の目標とし、日々、時間と空間のムダを排除する方法を探しています。
私にとって、家事の中で最も苦手で嫌いなものが「ゴミ捨て」でした。臭いが嫌、触りたくない、そして何より「家の中のゴミを集め、袋にまとめ、捨て場に持っていく」という3つの工程が、忙しい日々の中で無視できないタイムコストになっていたからです 。
しかし、この苦手な家事を「経済学」の視点から見直した結果、単なる時短を超え、年間約1万円のコスト削減と、約50時間の自由な時間を生み出すことに成功しました。
今回は、ゴミ捨て嫌いの私が実践した、時間と費用を節約するための3つの具体的な施策を、コスト換算で解説します。
ゴミ捨ての「タイムコスト」をゼロに
ゴミ捨ては、家庭内で完結する「収集とまとめ」、そして外部への「運搬(捨てる)」という2つのタイムコストが発生します。このコストを削減した施策です。
① ゴミ箱の数を減らす(「収集」コストの削減)
これまで各部屋に置いていたゴミ箱を、リビングとトイレだけに減らしました。

- 削減効果(時間): 各部屋からゴミを集め、リビングでまとめていた手間がほぼゼロに。小さなゴミ袋をゴミにしていた無駄や、ゴミをこぼして床を掃除する「突発的なムダ時間」もなくなりました。
- 削減効果(費用): 各部屋で使っていた小さなゴミ袋代が不要になりました。
② ゴミ捨て回数を減らす(「運搬」コストの削減)
ゴミそのものの量を減らし、ゴミ捨て場への運搬回数を劇的に減らしました 4。
| 項目 | 以前の頻度 | 現在の頻度 | 削減効果 |
| 燃やすゴミ | 週3回 | 週2回 | 年間約52回の運搬削減 |
| プラゴミ | 週1回 | 2週間に1回 | 年間約26回の運搬削減 |
1回のゴミ捨てにかかる時間を5分と見積もると、年間約6.5時間の運搬タイムコストを削減できました。また、ゴミ袋を小さくできたため、ゴミ袋代も削減できました。
消耗品費を削減する「インプット革命」
ゴミの量を減らす最大の効果は、消耗品費の削減と調理の時短にあります。ゴミを出す製品を、思い切って「買わない」選択をしました。
③ 繰り返し使えるツールへの移行(消耗品費削減)
毎日のお弁当に使っていた使い捨てのおかずカップを、繰り返し使えるシリコンカップに変えました 。また、ラップやアルミ箔も極力減らし、蓋つき容器をメインで使うようにしました 。


- 削減効果(費用): おかずカップ、ラップ、アルミ箔の年間購入費がゼロに。初期投資はかかりますが、数年単位で見れば大きなコスト削減になります。
- 削減効果(時間): 洗い物は増えますが、食洗機に任せることで、手洗い時間(人件費)はかかっていません 。
④ 皮ごと調理と「ゴミで掃除」の習慣化(調理・購入費削減)
野菜や果物を皮ごと使うように変えたことで、皮をむく手間がなくなり、調理スピードが上がりました。これは、「皮むき時間」というタイムコストの削減に直結しています 。

掃除グッズについても、ウェットタイプの紙で拭き掃除をするのを止め、使い古した肌着や靴下で拭くことに変えました 。

削減効果(費用): 掃除グッズの購入費がゼロに。さらに、ストックしていた収納場所も減らすことに成功しました 。
最大の投資効果:「ムダな思考」の排除
ゴミの削減がもたらす最大のメリットは、精神的な解放です。
- ムダな思考①「不衛生さ」からの解放: ゴミ箱を減らしたことで、ゴミに触れた袋を何日も使う「不衛生かも」という悶々とした不安が解消されました 。
- ムダな思考②「未来のストレス」の排除: 使い捨てを減らしたことで、「いずれゴミになる」という未来の不安や罪悪感を、日々の買い物で感じることがなくなりました 。
さらに、肉や魚のトレーなどを買い物ついでにスーパーの回収ボックスに入れることを習慣化することで、週に一度のプラゴミ捨ての「準備」という認知負荷も2週間に1回に減らせました 。

まとめ:ゴミ捨てを投資に変える
ゴミ捨てを「苦手な家事」として我慢するのではなく、「コスト削減の機会」として仕組み化した結果、以下の効果が得られました。
- 年間約50時間のタイムコスト削減(収集・運搬・調理準備)
- 年間約1万円以上の費用削減(消耗品、ゴミ袋、掃除グッズ)
ゴミの減量は、単なる家事の削減ではなく、お金と場所と時間を生み出す「未来への投資」でした。この「家事の経済学」で得られた自由な時間と脳のエネルギーは、AI挑戦といった新しい目標に向かうための大きな土台となっています。
最後まで読んでくださり、ありがとうございました。また次回。

