初めまして。ももさんと申します。40代子育て中の在宅ワーカーです。
「働く母。自由に生きる。」を人生の目標とし、時間という資産を最大化するための仕組みづくりを発信しています。
💰 【家事の経済学】「予備1個」が正解!ゆる断捨離で年間〇万円・〇時間を生み出す「モノの隠れたコスト」
「モノが減るって、楽チンです」。
断捨離のメリットは、置き場所が空くことだけではありません。実は、モノを所有しているだけで、私たちは日々、「探す時間」「管理の手間」「処分費用」という3つの隠れたコストを支払い続けています。
働く母が自由な時間を得るためには、この「モノの隠れたコスト」をゼロ化する戦略が必要です。脱完璧主義の私が実践し、時間と心の余裕を生み出した「ゆる断捨離」の法則を、その経済的なロジックとともにご紹介します。
1. 【予備は1個まで】が最も経済的なロジック

食品や日用品はまとめ買いすると安くなることがありますが、それは本当に得でしょうか?
❌ まとめ買いの「隠れたコスト」
まとめ買いには、「置き場所(スペースコスト)」「期限切れ(廃棄コスト)」「探す手間(時間コスト)」という3つのコストが伴います。特に食品なら、期限内に食べきれないリスクがあります。
✅ 「予備1個」は合理的な仕組み
予備ゼロだと、切らしたときに我が家は大問題。そこで解決策は、予備は1個までと決めることでした。予備が無くなったら、1個だけ買うというルールです。
| コスト項目 | 予備1個のメリット |
| 金銭的コスト | お金は1個分だけで済む |
| スペースコスト | 置き場所を取らない |
| 時間コスト | 探すのが簡単になる |
このルールは、まとめ買いの微々たる節約額よりも、日々の管理ストレスと時間の削減効果が上回るという、最も経済的で合理的な仕組みです。
2. 【服は25着以下】で削減できる年間〇時間の意思決定コスト

子育てを機に、朝の忙しい時間に「今日何を着るか考える」ことに時間を割けなくなってしまいました。
❌ クローゼットの「意思決定コスト」
服が多いと、毎朝「選ぶ」という意思決定タスクが発生します。働く母にとって、朝の3分間の迷いは大きな精神的負荷となり、脳疲労につながります。
✅ 「服のセット化」でタスクを自動化
思い切ってコーデを2パターンに決めて繰り返すことにしたところ、とても快適になりました。私はワンシーズン2~3セット(25着以下)で十分だと感じています。
例えば、毎朝服選びに5分かけていると仮定した場合、年間で約30時間の時間を浪費していることになります。服を厳選し、コーデを固定することで、この「考える時間」を仕組みで自動削減できます。
厳選の基準は「とにかくお気に入り」と「自宅の洗濯機で洗える」の2つだけ。お気に入りで厳選したものを着ているせいか、飽きないのです。服の断捨離は、「脳疲労と時間の断捨離」であると気づきました。
3. 【価値観コスト】人間関係のストレスを手放す


断捨離はモノだけでなく、「自分の価値観に合わないもの」から距離を置くことでもあります。
❌ 価値観の衝突による「精神的コスト」
結婚当初、夫の母から食器棚を買うように何度も勧められたことがありました。私は食器は使う分だけあれば良く、キッチンの引き出しに全量を収納。このため、食器棚は不要でした。不要な理由を伝えましたが、理解してもらえず、濁した覚えがあります。
大きな家具は簡単に処分できないため、押し切られずに購入しなかった自分を褒めてあげたいです。
また、義母がくれる無料の景品(キーホルダーなど)も、結局は子供が触ることもなく、ゴミになる結末。
✅ 「価値観」の境界線が心の自由を生む
お金がかかっても、かからなくても、モノの捉え方は価値観が出るものです。価値観という境界線を越えられると不快になることに気づきました。
これは、自分の時間やスペース、心を消耗させる「価値観コスト」です。これを手放し、自分の「足るを知る」価値観を大切にすることで、暮らしの満足度が上がり、結果的に「心の自由」という最大の資産を得ることができました。
🌟 まとめ:断捨離は、未来の「自由な時間」への投資
今回ご紹介した「ゆる断捨離」は、単なる片付け術ではありません。
【ゆる断捨離で得られるもの】
- 時間資産: モノを探す時間や選ぶ時間、管理の手間をゼロ化する。
- 金銭資産: 不要なモノを買うお金や処分費用がかからなくなる。
- 心の自由: 価値観の違う人に合わせるストレスを減らす。
大切なのは、完璧を目指すのではなく、「ゆるく」始めること。そして、「予備1個」「服25着以下」「価値観を大切にする」という3つの仕組みを導入することで、働く母が求める自由な時間と心の余裕は必ず生まれます。
働く母が自由に生きるために、今日からぜひ、「モノの隠れたコスト」を見直してみてください。最後まで読んでくださり、ありがとうございました。それでは、また次回。

